渋谷「青ガエル」ハチ公の故郷へ

渋谷のハチ公前広場にある「青ガエル」が今年撤去され、ハチ公の故郷である秋田県大館市へ移設することになりました。

この青ガエルは元東急5000系電車で、1954年から1986年まで東急東横線などで使われていた車両です。
緑色のボディに下膨れの丸みを帯びた可愛らしい形状から「青ガエル」という愛称で呼ばれるようになりました。
2006年には渋谷区が東急電鉄からこの車両を譲り受け、渋谷駅前に設置し観光案内所として多くの観光客に利用されています。

渋谷の大規模再開発に伴い、撤去そしてその後の活用法を模索する中で、秋田県大館市への移設が決まりました。
忠犬ハチ公の故郷である大館市と渋谷区は、ハチ公の縁から2001年に防災協定が締結されるなどその後も交流を続けてきました。
大館市では2019年に「秋田犬の里」という観光交流施設がオープンし、その建物はハチ公が飼い主を待ち続けた当時の渋谷駅がモチーフとなっています。
秋田犬ミュージアムやグッズ販売など、犬好きにはたまらない施設です。
移設後は内部に渋谷区と大館市の歴史を展示し、来場者の憩いの場として活用される予定です。
この移設を機に両自治体の距離がより近く感じられることや、ハチ公の故郷が大館市であることを広く認知させることが期待できます。

今後は6月頃に移設を行い、7月には秋田犬の里での利用が開始される予定です。
渋谷での観光案内所としての役割はあと残りわずかですが、渋谷へ行った際には「青ガエル」がある渋谷の風景をしっかりと目に焼き付けておきましょう。

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