渋谷109の移り変わり

渋谷109は若者ファッションの聖地、そして角地にあることから渋谷のシンボル的存在としても有名なファッションビルです。

オープンは1979年、名称の由来は所有者が東急モールズデベロップメント(当時は東急商業開発)のため“東急”の読みを数字に当てて10(とう)9(きゅう)としました。
なお、ビルの正式名称は道玄坂共同ビルです。

開業当初は若者向けではなくOL向けの大人っぽいブランドが中心でしたが、バブル期にはDCブランドと呼ばれる国内デザイナーズブランドのテナントが多く並びました。
そして109が大ブームになったのが1990年代です。
バブル崩壊により女性のブランド志向が薄れ、それに代わって顧客の多くは女子高生となりました。
安室奈美恵さんを真似てミニスカートに厚底ブーツ、茶髪スタイルのアムラーと呼ばれる女性たち、そしてガングロブームなどによってますます若い女性が109を利用するようになりました。
2000年代に入り、その若さを象徴するギャルスタイル、お洒落な店員さんがカリスマショップ店員と呼ばれ憧れの的に、お洒落な女性が増え読者モデルという存在も憧れでした。
2010年代からは日本人自体のライフスタイルも大きく変わり、SNSをはじめとするネットの活用によって情報の発信も受信も広く瞬時に行われるようになり、客層のターゲットをギャルから広い層の若者に変えるため、2019年には創業から初めてロゴマークが変更されました。
現在、多くの訪日外国人も109を訪れるようになり、先進的な免税システムの導入や指差し接客会話などで外国人への対応も充実しています。

時代に沿った改革で渋谷109は今も進化し続けています。

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